PRP療法

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PRP(Platelet-Rich Plasma:多血小板血漿)とは血小板を多く含んだ血液の液体成分を意味します。血小板には主に2つの働きがあります。一つは血液を固める働きと、もう一つは血小板から放出される成長因子やサイトカインなどの組織修復因子が、傷ついた組織を修復させる働きがあります。

PRP療法では、まず患者様の血液から血小板を多く含む血漿を精製します。精製された血漿中には血小板由来の組織修復因子が多く含まれる事となり、これらを患部に注入する事で、従来では得られなかった組織修復の促進効果が期待できます。

PRP療法は、日本では歯科医療や美容医療分野で多く活用されてきた治療法ですが、欧米では10年以上前から整形外科・スポーツ分野で広く用いられてきました。数年前にはメジャーリーグヤンキースの田中将大選手やエンジェルスの大谷翔平選手が、右肘の怪我の際にPRP療法を受けられ話題になりました。そして近年日本でも順天堂大学はじめ多くの医療機関で臨床実績が積み上げられ、その効果は徐々に認知されつつあります。1日でも早い復帰が必要なアスリートの方々や、筋肉や靭帯、関節などの長引く痛みを抱える患者様にとって、PRP療法は新たな選択肢の一つとなってくれます。

当院のPRP療法

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PRP療法の流れ、治療にあたっての注意点、費用、他の注射療法との比較を記載しております。PRP療法についてのご不明点等ございましたら、遠慮なく何でもお問い合わせください。

PRP療法の流れ

STEP1 診察 | 診察、レントゲン・MRI・超音波など、必要に応じて画像検査を行い、PRP療法の適応を判断します。PRP療法の適応がある場合、治療に必要なPRPの量と治療計画を立て、次回以降で実施日の予約をお取りいたします。
STEP2 予約日(PRP療法実施日):採血 | PRP療法を行う治療に必要な量に応じ、およそ10〜20mlの血液を採取いたします。
STEP3 血液の加工、PRPを作製 | 採取した血液をPRP作成キットに注入後、遠心分離機で数回遠心分離しPRPを抽出作製します。
STEP4 PRPを患部に注入 | PRPを注射器で患部に注射します。
STEP5 注入完了 | 採血から注入まで、来院当日に約1時間程度で提供可能です。

PRP療法治療にあたっての注意点

PRP療法は指定日予約制です

  • 事前に診察を行い治療の適応を判断いたします。
  • PRPは、患者様から当日採取した血液をその場で作製し、その後、直ちに患部に注入する為、感染の危険性も低くアレルギー反応も起こすこともなく安全です。
  • 注入部位からの感染を防ぐためにも、注射を行った当日の入浴や患部のマッサージ、喫煙、飲酒、激しい運動は控えてください。
  • 翌日以降は通常通りの日常生活を送っていただいて構いません。
  • 治療の部位や病態によってスポーツ練習などは1週間程度控えていただく場合があります。
  • PRPの注入の際は、腱・靱帯付着部など部位によって強い痛みを伴うことがあります。
  • 治療後3~4日間は、細胞の活発な代謝が起こり、軽度の炎症を伴うため、痛みや腫れを生じることがありますが、徐々に軽減していきます。

費用について

1回 33,000円

※税込み価格となっております。

  • PRP療法は自由診療であり、実施日の支払いはすべて自費となります。
  • 料金には診察料、採血・注射施術料、PRP精製技術料、超音波技術料、精製キット他諸材料費が含まれます。
  • 初診当日の治療は原則行っておりませんが、院長と相談の上、即日PRP治療を実施する場合、別途自費にて画像診断料等を加算させていただきます。
  • 治療の部位や病態によりPRPの必要量と費用が異なります。
  • PRP療法による治療の詳細は、診察の際に、院長にご相談ください。
  • お支払いはクレジットカードの利用が可能です。

PRP療法が保険外診療なのはなぜ?

PRP療法は、効果の確立された保険適応の治療ではありません。そのため自費での治療提供となっています。

WEB受付・予約
当日
電話受付
050-5491-4496
042-512-9320
クリニック名
西国立整形外科クリニック
診療内容
(診療科目)
一般整形外科、リハビリテーション、スポーツ整形外科、骨粗しょう症、漢方内科
住所
〒190-0021 
東京都立川市羽衣町2-49-7
アクセス
  • JR南武線「西国立駅」徒歩6分
    「矢川駅」徒歩12分
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    「立川駅」から車で9分
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診療時間 日祝
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15:00~18:00

休診日:水曜・土曜午後・日・祝
*受付は診療開始10分前から行います

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